福島第一原発現場映像
30km以上離れた場所からすべての国民が固唾を呑んで遠巻きに見守る福島の原発事故現場。その中に果敢に飛び込んで取材した青山繁治氏。彼は原子力委員会のメンバーであるという理由で特別に取材が許されたのかもしれません。
しかし、それでは他の原子力安全委員会や東電の広報部の社員はいったい何をやっているのでしょうか?現場にまったく足を運ぶこともなく、聞いた話だけをマスコミに流しているから国民の不安と不満が高まるのではないでしょうか?
そこにはいい加減な本社の指示に反発してでも必死で現場を守る吉田昌郎所長の存在がありました。国家の命運を賭けて過酷な使命を遂行する吉田所長と現場の労働者の皆様に改めて心からの敬意を送りたいと思います。
(動画は最初にアップしたアンカーのものが削除されましたので次善のものに差し替えました)
(追 アンカーのオリジナルが以下にありました)
http://youtu.be/Qr5HkQyE7Ys
http://youtu.be/vdbdxNRNr_s
2011年04月28日 コメント&トラックバック(5) | トラックバックURL |
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原発事故の意味するもの »
« ビンラディンの死
我が敬愛する青山繁春さん お疲れ様でした。
自分は安全な場所に居て 危険な所で従事している人達に対して 平気で無策な命令を出し続けている首脳陣・政府関係者・官僚達。
呆れ返って言葉が出ません。
私の家から東に60kmの現場で奮闘されている皆さんに感謝の意を奉げます。
そして 「アンカー」を配信してくれた新太さんにも感謝いたします。
nollenさん
ありがとうございます。
私も青山さんのおかげで、吉田所長の頼りがいのある姿を拝見することができほっとしました。
現場の人たちは本当に命がけでしっかりやってくれている。間違いないですね。
上に立つ司令塔がもっと現場の状況を把握して柔軟な指示をださなければならないことがよくわかりました。
組織の保身のために大きな犠牲を強いた戦争の過ちを繰り返してはいけません。
青山さん。ありがとうございました。
小出裕章さんの解説を毎日放送しているMBSラジオもそうですが、関西発の情報はありがたいです。
首都圏に住んでいる私からみると、明らかに報道は差し迫った重要問題をスルーしています。
1.内部被曝の危険性を説明していない。
2.被曝の危険性を合計線量で説明していない。
3.低線量で長期に被曝することの危険性を検討していない。
4.集団被曝による相乗効果をどう評価するのか?
5.各線量のデータ(空間、海、野菜、魚)が少なすぎる。
6.基準値のあいまいさと議論の無さ。
政府はこのまま誤魔化して、自分たちの責任や仕事を減らしたいようだし、多くの国民は今回も事実を知らないまま終わってしまいそうな気配です。
復興や原発の是非を議論する前に、現在進行中でさらに拡大するかも知れない放射性物質の被害について正面から議論し最善の対策をすることが、今最も重要だと思います。
そうすることが、内外の風評を低減させ、復興を早めることにつながるのだと思います。
はるちゃんのいうことは正論ですね。
おそらく説明しろと言われてもできないし、御用学者を使って『たぶん大丈夫だろう』でスルーするしかないのでしょう。
厳密に考えていけばおそらく日本脱出か東日本の住民をすべて西日本に移住させる結論になるのではないかと思います。
そもそも日本に原発を作った事自体が間違いで、すでに取り返しのつかない過ちを犯してしまった気がします。
我々がせめて今すべきことは
1)子供たちだけでも安全な場所に疎開させること。
2)原発とその原因を作った産官学、マスコミの癒着を根絶すること
だと思います。
3日読売「原子力委員会専門委員青山繁晴氏が原発敷地内を撮影した映像を明らかに。細野首相補佐官は2日青山氏の訪問につき”政府としてではなく、個人として入った。今後はないようにする”と不快感表明」