原発事故の意味するもの

原発事故の意味するもの

日本の支配構造

絶対安全なはずの原発事故をなぜ許してしまったのでしょうか?
事故の背景を考えていくとこの国の抱える深刻な構造的問題がはっきりと見えてきます。

日々の生活に忙しく見過ごしてきてしまった権力者の横暴、利権、腐敗が今回の原発事故をきっかけにして私たちの問題意識にのぼったことは不幸中の幸いといえるでしょう。

精力的に取材を続ける岩上安身氏と彼に知恵を授ける孫崎享氏。
幕末の志士たちも日本のいたるところでこのような熱い議論を繰り返していたのでしょう。攘夷か開国で国を二分した議論はやがて倒幕へと向かう原動力となりました。

原発推進か脱原発かという問題もやがて国家変革への大きな流れとなっていくことでしょう。
情報革命によって国民が本当の姿を知り、まとまった投票行動をとれるようになれば日本国憲法を改正することができるようになります。

今は憲法九条ばかりに焦点があたっていますが、本当はその前にもっとシンプルな憲法改正を行うべきです。これまでの議会制民主主義のしくみに加えて直接民主主義のメカニズムを積極的に加えていくべきです。そうすれば菅氏のように不人気な首相が国難にあたるような悲劇も起こりえないわけです。

これから起こる討幕運動は幕末のように血を流す必要はまったくありません。3分の2以上の国民が真の民主主義を手に入れるために目覚めるだけです。


  1. yojituraku  より:

    Why Fukusima made me stop worring and love nuclear power

    英紙ガーディアンで環境コラムニスト
    ジョージ・モンビオ氏は「なぜフクシマは私の不安を取り除き、原発を許容させたのか」と題して
    「原子力は想像できる範囲で最も厳しい試練に直面しているが
    、人類や地球への影響は小さい」と指摘している。

    モンビオ氏はまた、「エネルギーは薬と同じでどんなものでも副作用を伴う」と指摘。
    太陽光など、再生可能なエネルギーを促進する必要はあるものの、
    原発による電力供給をすべて再生可能エネルギーに置き換えることはできない。

     環境保護派は風や川の流れをエネルギーに転換する牧歌的な理想を唱えるが、
    水力発電は川の流れをせき止め自然環境を破壊する。 

    英イングランド地方では1800年に1100万トンの石炭が産出されたが、
    これと同じエネルギーを得ようとすれば
    4万4500平方キロメートル超の森を切り倒す必要があるという。
     モンビオ氏は「原発を廃止したらそれに代わるのは森でも水でも風でも太陽でもなく化石燃料だ。
    石炭は原発の100倍の害をまき散らす。
    原子力産業のウソは嫌いだが、フクシマは私を原発信者に改宗させた」と結ぶ。

    考えられる最も厳しい状況下でも、これぐらいに収まっているのが奇跡だ。
    おそらく、風評被害で殺される人がいるが、
    この原発事故で殺される人は、一人もいないだろう。
    大げさな避難対応と過剰な食品放射能規制は、無駄な混乱を引き起こし、
    素朴な住民を失業させ、訴訟マニアに仕立ててしまった。

  2. 風人 より:

    ジョージ・モンビオ氏の意見は、原発の代替エネルギーを「化石燃料」に限定した彼だけの机上論に終始していて、根拠の不確かなものです。
    「副作用」に関しても、ある特定な人が服用するような薬でも、その作用より副作用が甚大である場合、その薬は「薬」とは認められず「危険物質」となるのです。
    原発から放出される物質は、他のあらゆるリスクより遥かに上回るもので、彼の環境に対する考えに大きな欠陥があると言わざるを得ないでしょう。
    自然エネルギーの研究は、もっと早期に始めるべきだったのに「原発」開発へ殆どの税金が投入され「原発利権者」によって、その研究が阻まれた経緯があるのですよ。
    彼の論理は、彼のお株である自然(水・空気・土)や人を守るという観点が脱落しています。
    とても奇妙な環境論者です。

    • 新太 より:

      風人さん、

      ジョージ・モンビオ氏のこと教えていただきありがとうございます。

      >自然エネルギーの研究は、もっと早期に始めるべきだったのに「原発」開発へ殆どの税金が投入され「原発利権者」によって、その研究が阻まれた経緯があるのですよ。

      カネと権力と洗脳で人類の進むべき道を誤った方向に導いた原発推進者たちはまさに犯罪者ですね。

      大いなる自然の営みを人間のエゴで傷つけてしまった悲しみはあまりにも大きいです。


この記事のトラックバックURL:

コメントを投稿する




»
«