経済討論(チャンネル桜)

経済討論(チャンネル桜)

前回の経済討論は財務省出身、増税ありきの小黒氏が三橋氏に挑みかかる展開で盛り上がったのですが、今回は経産省出身の大学教授でいらっしゃる中野剛志さんの歯切れの良い論説がもっとも楽しめました。こういうはっきりとした主張のできる方を番組に呼んで大いに議論を活発化させてほしいですね。

ただし今我々が一番気がかりなのは民主党が消費税増税路線を明確に打ち出してきたことであり、そのことに対する議論がまったくないのはちょっと不自然さすら感じてしまいます。 チャンネル桜が民主党をたたく背景には自民党との特殊な関係が見え隠れするわけで、両党とも財務省の手のひらで転がされている現状では、チャンネル桜も増税を黙認する意向ではないかと勘ぐりたくなります。

パネリスト:
 小山和伸(神奈川大学教授)
 田村秀男(産経新聞社特別記者・編集委員兼論説委員)
 中野剛志(京都大学助教)
 東谷暁(ジャーナリスト)
 三橋貴明(作家・経済評論家)
 宮崎正弘(作家・評論家)
 宮本光晴(専修大学教授)
司会:水島総


  1. yojituraku  より:

    中野さんの考え方は歯切れ良く、概ね、小生は賛同します。

    まあ、この会議とは裏腹に、与謝野ら財務一族による増税路線にはあきれますね!
    このデフレ円高を放置しては、どんな財政健全化案も成り立たない。
    彼の試算によると、20年までに+9%も消費税を上げる必要があるとか? 
    その前に、やるべき試算が別にあるやろ! デフレ円高脱却の方の試算や!

    ただ会議全体の雰囲気で、諸悪の根源はグローバル化にあるというのは疑問がある。

    残念ながら現実は、経常収支ではいやでもグローバル経済と付き合うしかない。
    国内産業を守りつつ、うまくグローバル経済とつきあう、そこに工夫が要るのだが、、

    • 新太 より:

      yojiturakuさん、コメントありがとうございます。

      まったく与謝野ら財務一族による増税路線にはほとほとあきれます。

      消費税を上げるということをはっきり言わずに、上げるための準備をどんどん進めていく奴らのやり方は国民に対する背信行為に他なりません。

      はっきり言って卑怯です。

      消費税増税、断固阻止!!

      ぜひ一緒に闘っていきましょうね!!

      • yojituraku  より:

        一緒に闘っていきましょう!

        仮にも日本国総理の施政方針演説だから、我慢して聞いたが途中であきた。

        財源不明の政策を羅列されてもね! 意図は増税のための理由作りだ!

        最優先の経済政策は、デフレ円高を克服して、名目4%以上の経済成長を成し遂げ、景気回復することだ。
         これなくしては、増税も財政健全化もあったもんではない。
        なのに今回もこれに対しては、新しい具体策は聞こえん。 
         
        注目したいのは、この点を突いているマスコミは皆無ということだ。 特に読売はひどい
        意図的に、焦点をデフレ円高脱却を外して、増税やむなしに向けている。

      • 新太 より:

        >yojiturakuさん、

        ありがとうございます!

        >仮にも日本国総理の施政方針演説だから、我慢して聞いたが途中であきた。

        お気持ちよくわかります。日本で一番大事なはずの演説がつまらない。日本の悲劇ですね。

  2. yojituraku  より:

    民間に貸し出さない銀行は要らないとの田村さんの発言は、
    小生もその通りで賛成ですね!
    特に、国債依存度の高い郵貯はそうですね!
    老齢化している日本で、こんな金融関係に多数の優秀な人材が無駄にされている。
    銀行は、今の1/?で十分でしょう。 

    でもこういう発言は、ここでしか言えないですね!
    それを言っちゃおしまいだ! てな雰囲気がある!
    誰しも、金融関係者は身近にいますからね!

    積極財政によって、実経済成長2%以上で、2~3%のインフレ率とし、
    経済成長で、プライマリー赤字が解消され、財政健全化すると、
    国債発行量も半減していく。
    これで、銀行の真の能力が試されます。 これを最も恐れているのは郵貯ですね!

    そんなことで、金融関係者は、積極財政に反対しています。

    • 新太 より:

      >民間に貸し出さない銀行はいらない。

      まったくそのとおりですね。
      銀行がリスクをとらず、土地を担保にカネを貸すことしかしないから、土地の値段が下がるにつれて信用収縮が続いているわけで、これが日本の景気が良くならない根本原因ですね。

      結局日本の不況は土地価格が上昇に転じるまで続きそうです。

      このような消極的な銀行の運営を監督、指導してきた財務省や日銀の責任が限りなく重いですが、癒着の根は想像以上に深そうですね。

  3. canon より:

    若手官僚の知識、力量を存分に感じさせる中野剛史氏は頼もしい。氏の考え方は最もリベラルかつ真っ当な経済学者のものであろう。残念であるが宮本氏、小山氏は経済学者と現実の乖離を感じさせ、とてもまともな議論はできそうにない。そういう意味では、このディスカッションは知的格差があり過ぎるように感じる。
    デフレ議論の解は意外と簡単なのではないかと考え、需給バランスを需要強化によって埋めるしか、日本経済の回復はありえないという意見に賛成します。具体的には政府が公共投資にしてもばら撒きにしても、財政出動するしかなく、問題なのはその役割を担うべき財務省の方向性だと思うし、無知な政治家であると思う。
    そして決定的なことは、危機感の欠如であり、それはこのパネラー達も共有しているのではないか。

    • 新太 より:

      canonさん、ご投稿ありがとうございます。
      中野剛史さん、いいですね。ガチンコファイトクラブに元世界チャンピオンボクサーとして出ていた畑山隆則氏を思いおこさせるような風貌と挑戦的な姿勢に惹かれます。

      一方で宮本氏あたりは何か言ってはいるのですが、内にこもっているような話し方でなんだか聞く気がしなくなってしまいますね。もっと気迫をもって論戦に挑んでもらいたいものです。

      中野剛史さんは、内容的にも非常に面白いことを言っていました。特に印象に残ったのが『1990年代から続いてきたグローバル化の流れが終わった』というコメントです。世界経済の大きな動きを見抜いた卓見だと思います。

      リーマンショック以降グローバル化の逆流を押しとどめようとする積極的な金融政策が世界各国でとられてきましたが、もはやこの逆流は押しとどめることが困難だということに誰もが気づいたようです。

      彼らはいち早く政策を転換させているわけですが、この大きな変化をまったく理解せずに今ごろ平成の開国などと言っている日本政府はまさに『危なっかしくて見てられねー!』ですね。


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