菅首相のネット出演

菅首相のネット出演

小沢一郎氏のネット番組出演に触発されたかのように、菅直人首相が現役の総理大臣としては初めてネット番組に出演しました。

総理大臣を一時間半も拘束して独占インタビューを行うことは『ビデオニュース』やネット界にとって画期的な出来事に違いないのですが、実に内容の乏しい展開になってしまいました。

まず、宮台真司さん、舞い上がってしまいましたね。総理大臣に持論を持ち出して説教してはいけません。あくまでも相手のしゃべりやすい環境を作り、警戒感を取り除きながら本音トークを引き出すようにもっていかなければいけません。それがこの番組を見ている視聴者の最大の関心事なのです。自己顕示欲の強い人間はインタビュアーに向いていないし、そろそろ視聴者も『ビデオニュース』の宮台真司さんの一方的なものの見方から卒業することになるでしょう。

神保哲生さんはむしろ現実的な面から菅政権の問題を正面から批判しましたが、残念ながら菅総理の漠然とした話の壁を切り崩しには成功しませんでした。首相を招くのであれば出たとこ勝負のインタビューではなく神保哲生氏と宮台真司の綿密な打ち合わせと連係プレイが必要だったと思います。

その点、岩上氏が小沢一郎氏におこなったインタビューはうまかったですね。最初こそ雰囲気は固めでしたが、後半30分過ぎには話が盛り上がり、普段聞けない面白い話しが小沢氏の口からポンポン飛び出しました。

今後のネット界は相手の話を引き出すのがうまいインタビュアーが育って、その人たちを中心に多くの番組が作られることになりそうです。ネット界の新しい時代が始まったという意味で今回の菅首相生のネット出演は意義があったというべきでしょう。


  1. yojituraku  より:

    ネットを使ってでも、自分の考えを広く国民に知ってもらいたい。
    そういう意気込みを期待したが、、、期待はずれでした。 

  2. 新太 より:

    >yojiturakuさん、

    たしかに。ネットを使っても面白くない人ってやっぱり面白くない人なんでしょうね。


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