デフレ下の経済政策(高橋洋一、池田信夫)

デフレ下の経済政策(高橋洋一、池田信夫)

経済学者の話ほど、人それぞれで何を信じて良いかわからないものはありません。

今回もデフレ、円高、構造改革、財政改革、失業率、日銀、政府通貨発行等々、話をする人によって論点はそれぞれ違っています。

経済学という学問があり、有能な頭脳をもった研究者が長年取り組んでいる課題でありながら、これほどまでに議論が分かれるのはいったい何故なのでしょうか?

今回集まったパネラーたち5人のうちの4人は東京大学卒業で優秀な学者さんたちなのですが、実際に自分で会社を経営した経験はないのだと思います。どうしても議論が観念的で、議論のための議論をしているような印象を受けてしまいました。実際に民間企業で苦労している人たちは誰でもわかっていることが、この人たちにはわかっていないのではないでしょうか。

民間の会社の最前線で戦っている人たちにとって、一番大事なことは会社の売り上げをあげること。景気が悪いのも給料が上がらないのも会社の売り上げが上がらないからです。つまりマクロ的な視点で言えば、どうやってGNPを押し上げるかというところから議論をスタートさせなければいけません。

その次にくるのが彼らのいう経済政策です。どうやって実体経済の血流を良くするか、いわゆる金融政策や財政政策が必要となってくるわけですが、残念ながら彼らには実行力、政治力はないわけで正解を導き出すことは永久にできません。

実際に金融業界を支配している日本銀行やその背後にある国際銀行家の現実を知らなければどんな有能な学者の議論でも単なる茶のみ話に終わってしまうことでしょう。


  1. yojituraku  より:

    非伝統的金融緩和政策を非難している池田先生の馬脚が出ましたね。
    最初に日銀は金融緩和策を十分にしている。と来ましたね!
    何でそこまでして日銀をかばうのか?

    ついに本人も銀行準備金を増やすだけの従来の量的緩和策は無効と認めました、そしてもっと有効な金融緩和政策が必要とまで認めましたね!

    それは非伝統的な方法ということですか?と
    デフレ脱議連の議員から突っ込まれたが、
    いや、まあ非伝統的と伝統的な中間の金融緩和策という意味不明のことを言っていた。 

    高橋さんからも、「いつもは官僚政策に手厳しいはずの池田さんは、
    日銀は、官僚の範疇に入らないのはどうしてですか?」と突っ込まれていました。

    まさかCIAから金でももらってんですかね!

    • 新太 より:

      >yojiturakuさん、

      たしかに池田さんは怪しいですね!
      どういうわけか日銀の責任をごまかしながら、構造改革の話ばかりをしています。

      デフレ下にありながら緊縮財政や構造改革を主張するのは竹中さんと一緒ですし、今度一緒に本を出すとまで言っていましたね。

      最近『デフレの正体』という本が結構売れたようですが、池田さんが『デフレの原因は人口問題だ』と決め付けたあたりはその本の主張どおりです。その本の著者は日本政策投資銀行の人ですから政府の代弁者ですね。

      CIAから直接相手にされるような存在ではないかもしれませんが、池田さんはその流れをくむロビイストってやつじゃないでしょうか。

      • 新太 より:

        [東京 24日 ロイター] 民主党の有志議員による「デフレから脱却し景気回復を目指す議員連盟」は24日、みんなの党が国会に日本銀行法の一部を改正する法律案を議員立法で提出したことを受け、日銀法改正では「雇用の最大化」を金融政策の目的に加えることや、インフレ目標の導入などを含めることが望ましいとする声明を発表した。

         声明では、民主党の政策調査会・財務金融部門会議において「日銀法改正を視野に入れて、中央銀行や金融政策のあり方を含む諸政策について検討を行っている」とし、日銀法改正案には、1)雇用最大化を日銀の金融政策の目的に加える、2)「物価安定目標政策(インフレターゲット政策)」を導入する、3)日銀総裁、副総裁、政策委員会審議委員の選定のあり方を再検討する──の3点を含めることが望ましいと指摘。同議連では、これまでにも同様の項目を盛り込んだ政策提言を行っており、みんなの党が19日に日銀法改正案を国会に提出したことを受け、考え方をあらためて表明した格好だ。

         みんなの党の日銀法改正案も、金融政策の目的に「雇用の安定」を明記するとともに、政府が物価目標を設定して日銀と協定を締結、目標達成状況などについて政府と国会に説明することを義務づけるなどの内容になっている。同党の渡辺喜美代表は、日銀法改正に向けて民主党にも働きかけを行っていく考えを示している。

  2. yojituraku  より:

    藤末さんはいいですね! 民主党にもいい人材はいますね!
    お金持ち労組が支持母体という体質限界が民主党にあるので、
    いずれは政界再編と言う気配が感じられました。

    まあ経済学ど素人の理系の小生にはいい勉強になりました。
    高橋さんが最初にdeflationとdepressionと区別して、議論の焦点をはっきりさせました。さすがですね

    池田さんも長期的観点では、まともなことを言ってました。
    最後は、積極財政派の意見に押されてましたね!

    小生の希望ですが、デフレ脱却議連、みんなの党にて、
    先に積極財政を強く推進して、政界再編への動きを作ってほしい。
    藤末さんには、龍馬のごとく、脱藩覚悟でその核となってほしい。

    • 新太 より:

      yojiturakuさん、

      藤末さんの枠にとらわれない自由な発想いいですね。
      自分の利益よりも日本の国のために真実を追求するという姿勢を他の議員にも見習ってほしいものです。

      yojiturakuさんが経済ど素人で理系の方だとは到底信じられません。ひょっとすると私の尊敬するN先生ではないかと思っていました。でもお立場もあるかもしれませんのでこれ以上の詮索はやめにしておきますね(笑)。

  3. yojituraku  より:

    新太さん、小生は経済学は未修了です。
    1日だけのガイダンス経済学講義を受けた。 何故か経済学は自然科学である。
    と言った言葉だけ覚えている。
    実態経済は、まさしくそうですね!数量的に把握できるんですね!

    藤末さんも東工大の理系ですね、偶然の一致で高橋さんも数学の専門家でした。
    理系では、数量的にあつかえるようにモデル化して、それを現実の経済事象にあっているのか検証する。 それでもってシミレーションして近い未来を予測する。 そのあたりが得意なのが理系なんですね!

    この二人はこういう頭脳を持つ数少ない人材ですね!
    この二人が、積極財政派に属するのは偶然ではない。
    合理的に考えると、大体、同じ結論になるようです。
    経済学者も、色々ですね、三橋さんのように数量的に、正確に経済事象を把握することに長けている。

     何故かマスコミ受けする辛坊元読売解説委員なんかの本なんか見ると
    小生よりもひどい素人がいますね!  

    まあ同じ東工大と言っても、菅さんのように、財務官僚にコントロールされているような人もいますね! 学問より、市民活動でしたね!

    小生もできるだけ数量的に経済を把握しようとするが、
    往々にして、ネットのガセネタに騙されたり、失敗もあります。
     ちなみに小生の専門は、機械工学です。 今は趣味で、エンジンを研究しています。 

    • 新太 より:

      yojiturakuさん、

      いや~本当に理系の方だったんですね~びっくりです。

      エンジンの研究ってもしかするとロケットエンジンですかね。最近ホリエモンがやってますね。

      おっしゃるように理系の人が枠にこだわらずに文系の学問もやると良さそうですね。

      もともと文系、理系に分けることが必ずしも正しい教育ではなかったような気がします。

      高度経済成長時代でしたらそれでもよかったのでしょうが、これからはもっと幅広い視野をもったバランスのとれた人材が必要になってくるのではないでしょうか。


この記事のトラックバックURL:

コメントを投稿する




»
«