Google中国撤退の裏側にあるもの
Googleが中国からの撤退を決めた。
理由は中国の検閲を不当と考えるからだ。
表向きはGoogleが単独で動いているようにも見えるが、
実際はアメリカの国益を肩代わりしているとみて間違いないだろう。
アメリカがほしいのは中国市場。
その中国市場を手に入れるためにアメリカはGoogleを利用して
内政干渉を始めたのだ。
今から30年ほど前、日本の輸出が絶好調な時期にアメリカはまったく
同じ行動を日本に対して行った。
いわゆる日本バッシングだ。
日本の自由化が遅れているということを徹底的にたたいて
日本市場をこじ開けようと圧力をかけてきた。
今回アメリカは中国の自由化が遅れていることを問題視し、
自分たちの代理としてGoogleを利用した。
中国の自由化が進めばアメリカの戦略の一環である
グローバル化の中に組み入れ、
アメリカの思うがままに中国を操ることができるように
なるのだ。
2010年03月25日 コメント&トラックバック(0) | トラックバックURL |
カテゴリ: 政治
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